画家
荒井経ARAI, Kei

《草だるま(くさだるま)》
今回のビエンナーレには、だるまの出品となりましたので、現在取り組んでいる《草虫図》のシリーズを一対の白河だるまに描き込みました。
草花が虫とともに描かれる「草虫図」は、古くから中国で吉祥図(きっしょうず:おめでたい図柄)として描かれ、日本でも親しまれてきました。
本作は吉祥図としての「草虫図」に福島の豊かな自然を重ねてイメージしています。
アートだるま展示09/26 (土)〜11/03 (火・祝)
作品場所白河市本町銀座商店街
Profile

2004 東京藝術大学大学院博士後期課程 保存修復日本画修了 博士(文化財)
現在、 東京藝術大学大学院 保存修復日本画 教授
主な展覧会として、福島現代美術ビエンナーレ(2004~毎回出品)、水と土の芸術祭(新潟市)、全南水墨国際ビエンナーレ(木浦市/韓国)他、国内外での個展多数。
2016 飯舘村山津見神社復元天井絵を復元。(福島県立美術館の企画展にて紹介)。