展示デザイナー
木下史青KINOSHITA, Shisei

《どくろダルマ》
茶道の原型は、禅宗の祖 達磨の前で、僧侶たちが一碗の茶を飲み回す儀式だったといわれています。
どくろ茶会は、これまで福島ビエンナーレや日本各地で「鎮魂・祈りの茶会」として開かれ、今年は白河でぜひ開催をと願っていました。
コロナ禍の折「見えない」どくろ茶会ダルマが、亭主の身代わりとして、坐して祈ります。
白河だるまを3D計測し、画像データ張込みの上、完全無反射黒色で塗装仕上
アートだるま展示09/26 (土)〜11/03 (火・祝)
作品場所白河市本町銀座商店街

《南湖公園 共楽亭での茶会》
オンライン展示09/26 (土)〜11/03 (火・祝)
1965年東京生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科 博士後期課程修了 学位取得(美術)、株式会社ライティング プランナーズ アソシエーツを経て、1998年より専属の展示デザイナーとして東京国立博物館に勤務。
照明、配置、保存など展示に関するプロデュースを主な業務とし、「国宝 平等院展」「国宝 阿修羅展」をはじめとする特別展・総合文化展の展示デザインを手がける。現在、独立行政法人国立文化財機構 東京国立博物館 上席研究員(デザイン)東京国立博物館百五十年史編纂室兼務。
どくろ茶会 亭主(遠州流茶道師範 )
SPECIAL INTERVIEW 木下史青 氏
2004年、東京国立博物館の本館リニューアルにおいて平常展示のリニューアルデザインを担当し、
2006年日本デザイン学会年間作品賞、2016年「平等院ミュージアム鳳翔館」照明改修・北米照明学会照明賞「Award of Merit」、
2017年「那覇市立壺屋焼物博物館」照明改修・北米照明学会照明賞「Award of Merit」を受賞。
著書:『博物館へ行こう』(岩波ジュニア新書)、『東京帝室博物館・復興本館の昼光照明計画(東京国立博物館 紀要)、共著に『昭和初期の博物館建築』(東海大学出版会)。